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PARANOIA -Innocent Grey premium box- 通常版

製造元 : Innocent Grey
税込定価 : 9,680
価格 : 7,680円(税込)
発売日:2013年6月14日
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発売日:2013年6月14日

メーカー:Innocent Grey

メーカーリンク:HP
ジャンル:サイコミステリィAVG
原画:杉菜水姫
シナリオ:飯田和彦、ますだ由希、鈴鹿美弥


【収録タイトル】
◯『カルタグラ〜ツキ狂イノ病〜』
◯『PP -ピアニッシモ- 操リ人形ノ輪舞』
◯『和み匣 Innocent Greyファンディスク』
◯『殻ノ少女』
【ストーリー】
『カルタグラ〜ツキ狂イノ病〜』
――それは、妄執と狂気に至る愛。

終戦から六年が過ぎた日本。
逗子行きの列車に一人の男の姿があった。
『高城秋五』――、かつて警視庁に籍を置いていた男。
退職した自分が逗子くんだりにまで出向くことになった理由を、
秋五は膝の上に置いた新聞の見出しから思い返す。

 『上野連続バラバラ殺人事件――』

日本では類を見ないこの事件を、かつての上司『有島一磨』が担当していたことから、
この逗子行きが決まった。
「頼まれてくれないか?」
長沙・満州・警視庁を通して上司として世話になった有島の頼みを、
断ることはできない。
引き受けた仕事は、良家息女の失踪事件。
失踪事件のあった上月家で、かつて逢瀬を交わした恋人――『上月由良』と
同じ顔を持つ少女『上月和菜』と出会う。
そして彼女から、消えた双子の姉を捜し出して欲しいと懇願される。
だが由良の父親である上月慶一郎は、秋五に告げた。
「あの娘は、本当は死んでいるんですよ……」
 
交錯する虚構と真実。戦後間もない上野の町を舞台にして、今、惨劇の幕が開く――。
『PP -ピアニッシモ- 操リ人形ノ輪舞』
震災の傷痕もほぼ癒えた昭和十一年、大東京市。ニ・ニ六事件を契機に、
日本は軍国化の道を歩んでいた。
遠く伯林(ベルリン)ではオリンピックが開かれようとしていた夏。
ジャズバーでピアノ演奏を生業としていた玖藤奏介は、
雨の降る夜に奇妙な事件に巻き込まれる。
目に狂気じみた光を宿した芸妓に襲われ、
負傷しつつも女を気絶させその場を立ち去った奏介。
翌日バーへ向かうと、マスターの護堂弦一郎から意外な言葉を貰う。
「お前は馘首(クビ)だ。人殺しを雇い続ける訳にはいかない」
かくして、奏介は覚えのない罪を着せられる事となる。
妹・柚芭の待つ自宅にも戻れず、無宿人、破落戸のような日々を送る奏介。
そんなある日、男達に絡まれている少女を助ける。
それは狂った芸妓に襲われ、憲兵の追跡を受けているときに
助けてくれた少女・白河綾音だった。
「――貴方が嘘を吐いているようには見えません」
彼の冤罪を晴らすため、共に調査することを綾音は約束する。
果たして、奏介の無罪は証明されるのか――

「――世界というものは、案外単純にできているのですよ」
『和み匣 Innocent Greyファンディスク』
【ミニストーリー】
●サクラメント 〜月ノ視ル夢〜
『カルタグラ』ファンの間で未だに根強い人気を誇る影のヒロイン
「上月由良」の後日談を描いたオリジナルストーリー。
ラストシーンで倒れ、昏睡状態に陥った由良が目覚めるところから始まる
『カルタグラ最終章』。
――そして愛は、狂気に至る――

●凛 〜雪に咲く花〜
『カルタグラ』本編で非業の死を遂げた人気ヒロイン「凛」がメインとなる恋愛ADV。
本編より時を遡り、娼舘「雪白」で客を取ることになったばかりの凛の物語。
多くのカルタグラファンが待ち望んだ凛とのラブラブHストーリー!

●いのぐれっ!
主人公は季節外れに「華陽学園」に編入してきた新ヒロイン「美波 栞」。
何かワケありっぽい栞に目を付けたカルタグラの最狂ヒロイン「高城七七」と、
それに追随する金髪美少女「綾崎楼子」が、
『カルタグラ』『PP -ピアニッシモ-』
両作品のヒロインたちを巻き込み学園七不思議を追いつつ
展開する笑撃のドタバタコメディ。
ヒロインのイメージを壊されたくない人には危険な一本!?

【ミニゲーム】
●真ロシアンスピリッツ 〜大作煉獄編〜
Innocent Grey作品の特異点・たこ焼きおやじこと
「荒田大作」を主人公に据えたミニゲーム。
必殺技を打ち合いながらひたすらにたこ焼きを焼きまくるという、
一風変わった対戦ミニゲーム!

●KOF 〜勝気な女たちによる二人打ちポンジャン〜
昭和2X年。迷探偵・高城秋五の元に謎の招待状が届いた。
内容は7人の刺客(女たち)による秋五争奪戦。そして招待状の差出人は「K」!!
果たして「K」とは一体何者なのか……そしてその真の目的とは!?
負けたらその女を愛さなければいけないという非情なルールに
理不尽さを感じつつもやむを得ず立ち向かわなければならなくなってしまった秋五。
7人の勝気な女たちによるかつてない壮絶な戦いが今まさに始まろうとしていた――!!
『殻ノ少女』
物語の真実を知る覚悟はあるのか――
その覚悟がある者は一切の希望を捨てよ。

昭和三十一年、三月。敗戦から十年が過ぎ、
在りし日の姿を取り戻しつつある街、東京。
私立探偵の時坂玲人は、井の頭公園にてひとりの少女から変わった依頼を受ける。

「捜して欲しいんだ。――私を。本当の、ね」

同時期、巷では奇妙な猟奇犯罪が多発していた。
少女ばかりが誘拐され、身体の一部と子宮を切除されて殺される。
警視庁捜査課の魚住夾三は、昔馴染みで元同僚の時坂に事件の調査を依頼する。

保谷町の端にある、私立櫻羽女学院。
時坂の妹紫が通う此処で、女学生がふたり行方不明となっていた。
学院の教頭の佐伯時生は、紫の兄である時坂に行方の捜査を依頼する。
時坂は三つの依頼を同時に受けた。
佐伯の頼みを聞き入れる形で女学生の情報を探る為に櫻羽女学院へ教師として潜入する。

そこで――彼女と再会した。
朽木冬子。私を捜して欲しいと依頼した少女。
彼女は鈴の転がるような声で、少年のような口調で言う。

「やあ――また逢ったね、探偵さん」

犠牲者は増えていく。
簡単に思われた女学生の捜査すら儘ならぬ事態。
行方不明者と身元不明の遺体との数が合わない。

そして新たな犠牲者に選ばれたのは――

終わらぬ惨劇の輪廻。新たな事件と共に訪れる、六年前の事件の謎とは――? 悲劇だらけの世界の殻を打ち破るのは、少女の微笑みなのかもしれない。

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